番号 b11
分野 大規模破壊実験のための振動台加振手法および計測・処理技術
タイトル 画像処理を用いた構造物崩壊過程計測技術に関する研究
倒壊トウカイ建物タテモノモデルをモチいた振動シンドウ計測ケイソク実験ジッケンによる計測ケイソクシステムの評価ヒョウカ
著者  藤田 聡(東京電機大学工学部機械工学科)
 古屋 治(東京都立工業高等専門学校機械工学科)
 新津 靖(東京電機大学工学部機械工学科)
 御子柴 正(科学技術庁防災科学技術研究所防災総合研究部・耐震工学研究室)
 山崎 寛明(東京電機大学大学院工学研究科機械システム工学科)
概要  現在,建設が進められている大型三次元振動実験施設では,実大規模の構造物を震動台に搭載し振動実験を行うことで各種構造物の崩壊過程を3次元的に検証することを目的としている.しかしながら,このような実験において,地震時崩壊過程を的確かつ3次元的に捉えるためには新たな計測手法を確立する必要がある.本研究では,画像処理を用いた三次元計測手法を検討し,大型構造物崩壊現象計測に適した三次元位置計測技術の研究開発を行っている.昨年度実施した振動計測実験等により,提案した計測手法の基本的な動的計測精度などについては,すでに検証している.本報では,今年度,防災科学技術研究所にて実施した倒壊構造物モデルを用いた振動計測実験より,その結果を示し,カメラ配置と計測精度など実大三次元振動破壊実験施設への実用化に向けた総合的性能評価を行った結果について報告する.
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